ヤギの王子様

チープトリックを味わい尽くすためのもの

映画Roadie (ローディー)を見た

チープ好きが高じて、サントラ曲があるという理由で映画ローディーを見たくなり、


Amazon prime  video に無かったので、ヤフオクで買ってしまいました。


アリスクーパーやブロンディ、あとロイ オービソンていう「プリティウーマン」を歌った往年のスターなどが

カメオ出演していて、


(クレジットには無かったけど、ピーターフランプトンも居たよね?)


その辺も見てみたかったのです。

アリスクーパーもよく知らなかったし。


主演のミートローフさんについても、予備知識あまりなく、俳優兼シンガーなんですね。美味しそうな名前ですね。もっと太っているのかと思いました。


タイトルのEverything Works If You Let it は、主人公のトラビス・レッドフィッシュ(ミートローフ)がよく言う言葉で、字幕では「為せば成る」と訳されていました。


オープニングからすぐに流れて、エンディングにもきちんと流れました。やっぱチープトリックらしい明るくていい曲!と再認。


クレジットにも曲名や作曲者、バンド名など出てきましたが、あんだけいい声で歌ってるのにロビンの名前は出ず、(あたりまえのことですが)ちょっと悔しかったりして。


他にも私の知らないミュージシャンが出ていたようですが、わかりません。アリスクーパーの奥さんも出ていたようです。


アリスクーパーといえば、ロビンがオーケストラをバックに歌うツアーに一緒に出ていたはずですが、


あの目の周りが黒いメイクくらいしか存じ上げず、歌声やものごしを見させてもらって、「ほぉ〜 こんな熱狂的なファンがいるんだぁー」(フィクションですが)とか思った次第です。


ストーリー的には、当初ビールの配達のトラックドライバーだったトラビスが、


道で動かなくなった車を見かけて、可愛子ちゃんのためにその車に乗り込んでローディーとして働き出し、


エコな発電を発明したりして技術的に一流のローディー(バンドのツアースタッフ)と言われるようになり、


それも可愛子ちゃんに恋してしまったからで、


彼女は熱狂的なアリスクーパーのファンで、16歳の家出娘なんだけど、彼のために処女を守っている。


トラビスの恋の行方はいかに?という感じで

コメディータッチで話しが進みます。


途中、チープの「ゴナ レイズ ヘル」もバックミュージックとして使われ、いい感じでございました。


インタビューなどで、リックが5分で書いた、とか言われていますが、

主人公の言葉を引用したタイトル、歌詞であることから

ほんとに この映画のために書き下ろしたんだーってはっきりわかりました。


ブロンディの演奏シーンやデボラハリーの登場シーンがおおくて、それまで良く認識してなかったんですが、


ブロンディのみなさんってけっこうイケメンなんですね。