ヤギの王子様

チープトリックを味わい尽くすためのもの

古いロッキンオン

またまたメルカリ利用して、cheap trick表紙のものとインタビュー記事の載っているロッキンオンを買った。


1979年6月号と12月号である。


ロッキンオンって表紙に載ってても記事があるとは限らず、むしろ無かった(笑)

グラビアが無言な感じで入ってるくらい。


6月が表紙で、ピンクのストライプの壁の前にメンバーが並んでいる。


1990年のロッキンオンで同じフォーメーションを再現したフォトセッションが載っていて、それについて等、リックとロビンにインタビューしている。


面白いのは、1979年12月のインタビューはトムピーターソンの話で、


「日本以外では成功しているとは言えない」とか、けっこう愚痴っていて、


これが脱退の伏線かーって今見るとわかりますね。


それにしても、不安定な稼業ですよね、


1978年4月〜5月には来日して大成功、10月にはat武道館が発売、逆輸入されてアメリカでも人気出た、1979年5月には再来日、間にはワールドツアーなどにも行ってるのに、のトムのこの発言ですよ。


セットリストはアンコール無しで75分くらいでキツキツスケジュールでツアー組んでるっぽいから、

もともと放浪癖のあった?トムには厳しかったんだろうね、しかも大赤字じゃあ、疲れ取れない

バンEもセットリストの長さを苦にしていたらしいし。

バンEの2005年のインタビューの日本語訳どっかにないかなー

原文でもいいよ、頑張って訳す


1992年のミュージックライフもインタビューがあって、こちらは1988年に永遠の愛の炎(the  flame)で全米1位を記録してからの復活を経てから、88、90、92と来日公演をしていたらしい。


知らない時代だわ...勿体ない  


もうこの頃は帽子とサングラスを多使用していたらしく、質問されてる。


昔の曲をやる時は歌詞カードでカンニングしてると告白してる、そうなんだ。


あと、私も気になってたけど、とても苦しそうに歌う表情はこの頃からなんだね。本人は大丈夫って言ってるけど。


別の記者がライブレポートを書いてて、すごく苦しそうに歌ってて心配したって書いてる。レインボーボイスに陰りみたく書かれてしまってますけど、


いやむしろ1978年の初来日の東京でも苦しそう言われてた、


アップルのサブスクで提供されてるLAでのライブ

Are You Ready? でも、Gonna Raise Hellは喉に負担かかって裏返りそうになってるけど、

これも1979年12月、

逆に私はライブ感あっていいと思うけどなー


歌い方って、個人個人違いがあって、


平井堅さんなんかも どの曲でも(PVは別)同じ手振りだし表情だし。


ダリルホールみたいにサラッといい声出ればいいけどねーあれはズルいよ、


cheap trickは体育会系なツアーだっただろうから、


ひたすら歌って鍛えたんだろうなー


スポ根好きなのは多分リックとロビン


インタビュータイトルからして、

「もしヒット曲なんて1曲も出なくても僕達はひたすら演奏し続けたと思う」っていうからね。


M体質なんだろうね。


「全力を使い果たしても残るのは心地よい疲労困憊」

って言ってるし。


1990年のインタビューでも、音楽活動に関わっていれば幸せみたいに言ってて、

「僕のライフスタイルにさほどお金はかからない」っとも言ってる。とはいえ、フレイムの大ヒットのおかげで借金返済出来たって言ってる。たとえ外部ライターの曲とはいっても、それくらいしてもいいよ


でももうとっくに家族持ちだよね?

離婚いつしたんだっけ?


なかなか追っていくとドラマティックだな...


ピンテストの中に前妻カレンとのことを答えてるインタビューの写真があって、その雑誌探したい〜と思ってるけど、無理かなー↓ ↓




全体を通して、ロビンはとにかく音楽バカな感じで真面目で一生懸命。

だから、変顔になっちゃってもしっかり歌い切る。

そこはわかってあげたい。